沿革と概要

昭和4年、現在地にスイス人ヒンデル氏の設計により、本館が建築され、昭和6年12月21日に開院しました。

当院の創立以来、キリスト教の愛の精神に基づき、国籍、信仰、貧富を問わず、国際病院として医療を必要とするすべての人々に奉仕しています。

昭和38年、増築工事の完成とともに総合病院となり、各診療科には優秀な医師群を配し、大学病院と密接な連携プレーのもとに患者様中心の医療をおこなっています。

特に産婦人科は多くの人々に利用され年間分娩数1,600以上を記録しています。

昭和60年、エレナ棟の増築および外来棟改築工事によって、外来、中央診療部門を整備し、医療の質の向上をはかりました。また高齢化社会に対応して昭和62年在宅ケアを開始し、平成10年には療養型病床群の開設、平成11年には聖母訪問看護ステーションの開設をして、継続医療の推進とともにターミナルケアにも力を注いでいます。平成16年4月には新館が完成し、一層の患者サービスをはかっています。

※療養病棟は、平成18年2月28日をもって廃止いたしました。

病院名 聖母病院
所在地 東京都新宿区中落合2丁目5番1号(〒161−8521)
TEL 03-3951-1111(代表)
設置者 社会福祉法人 聖母会 理事長 塩塚 俊子
経営母体 マリアの宣教者フランシスコ修道会 
病院長 甲斐﨑 祥一
診療科 内科、外科、整形外科、泌尿器科、産婦人科、小児科、耳鼻咽喉科、精神科、眼科、皮膚科、放射線科、麻酔科、乳腺外科、消化器内視鏡内科、病理診断科
病床数 一般154床
外来患者数 1日平均 730名
職員数 300名
分娩数 1600件
手術数 1233件(平成27年度)

病院指標

平成28年度 病院指標
平成27年度 病院指標

指定医療

各種健康保険 老人医療(マル福を含む) 生活保護医療(入院助産施設)
養育医療 結核医療(結34条のみ) 精神保護法(精32条のみ)
身体障害者医療 被爆者医療 母子保健法
特殊疾病医療 労災保険 公害医療
交通事故 その他(国連、米国大使館、カナダ大使館、オーストラリア大使館)の指定医
東京都肝臓専門医療機関指定病院

聖母病院の歩み

昭和4(1929)年~平成29(2017)年

昭和4年
聖母病院の建設に着手
博愛と奉仕、科学的治療と精神的慰安を病める人々に与えることを目的として聖母会の前身であるマリア奉仕会(マリアの宣教者フランシスコ修道会が社会福祉のために設立した会)が、熊本の救癩事業に着手して以来、日本各地の要請にこたえて各種の施設を漸次増設し、つづいてスイス人ヒンデル氏の設計により聖母病院の創設に着手した
当時の住所は豊多摩郡落合町大字下落合670
昭和6年12月21日
聖母病院開院
現在の2つの塔のそびえる旧館の部分が東京市の認可により国際聖母病院として発足
当時の診療科目は、内科、小児科、外科、皮膚科、泌尿器科
病床数は72床
昭和18年8月
戦時中のため「国際」という文字をとる
昭和23年10月
厚生省よりインターン受入れを依頼されインターン医受入れ発足(第1期)
昭和25年2月
救急病院として指定される
昭和27年10月
社会福祉事業法の制定により同法第2条3項「生活困難者のために無料または低額な料金で診療を行う」としての適用施設となり法人格社会福祉法人聖母会聖母病院と変更
昭和34年3月
木造聖堂跡に現在の1階より4階病棟鉄筋4階をつぎ足し204床となる(第1期工事)
昭和38年4月
鉄筋地上4階地下2階診療棟完成
眼科、神経科、歯科を加え、現在の総合病院として発足(第2期工事)
昭和42年9月
病棟、診療棟の増築に伴い看護宿舎・アスンタ寮5階鉄筋建が完成(第3期工事)
昭和44年2月
明治百年記念に聖母会理事長他3名が叙勲
昭和47年4月
職員食堂、女子職員更衣室等と1階病棟一部増改築を含めて地下1階増築(病床209床)(第4期工事)
昭和49年12月19日
鉄筋コンクリート造陸屋根5階建アスンタ寮B棟が完成(第5期工事)
昭和53年5月12日
アンナ病棟を医師研究棟に変更
192床となる
昭和55年6月
カリタスジャパンの依頼でタイ国の難民と国境地区の住民巡回診療に医師、看護婦を派遣
昭和55年11月
リハビリテーション相談室を新設
各種身障疾患患者の相談・訓練を行う
昭和56年12月21日
聖母病院創立50周年式典挙行
昭和61年1月1日
放射線科新設
昭和62年
在宅ケア(訪問看護、在宅リハビリ)開始
平成10年12月28日
療養型病床群開設
173床となる
平成11年12月1日
聖母訪問看護ステーション開設
平成13年7月1日
ワンルームマンション型の看護師宿舎「アスンタハイツ」完成(59室)
平成14年12月27日
病院新棟一部完成
164床となる
平成15年7月29日
「本館」が東京都選定歴史建造物に選定
平成16年4月1日
病院増改築工事完成
病床154床となる(一般121床、療養33床)
平成17年4月
オーダリングシステム導入
平成18年2月28日
療養病棟の廃止
一般病棟となる(一般154床)
平成21年4月1日
医療安全管理室設置
平成21年7月1日
DPC対象病院となる
平成22年4月1日
乳腺外科設置、神経科を精神科に名称変更(13科)
平成22年6月1日
健診センター増築、聖堂改築工事完成
平成22年10月1日
地域医療連携室設置
平成23年4月1日
情報システム室設置
平成26年10月1日
地域包括ケア病棟運用開始(2階病棟47床)
平成29年5月1日
消化器内視鏡内科、病理診断科設置(15科)

聖母病院

聖母病院

所在地 新宿区中落合二丁目5番1号

設計者 マックス・ヒンデル

建築年 昭和6年(1931年)

昭和6年(1931年)にキリスト教精神に基づき開院した国際病院で、上智大学などを手掛けたスイス人の建築家マックス・ヒンデルにより設計された鉄筋コンクリート造3階建ての建物である。

うす茶色のタイル張りの外壁と、L字型の建物中央の頂部にある銅板葺き屋根の二つの塔が特徴となっている。縦長の窓が配置されているが、3階部分は上部をアーチ型にして変化をつけている。入隅に曲面を用い、軒の小庇や窓台で水平線を強調するなどの点は、当時流行したデザインである。

建物の前面には、新宿区保護樹林のヒマラヤ杉の大木が立ち、壁面の茶色と調和した景観を形づくっている。平成15年(2003)新病棟の改築に伴い、本館の外観を当初に復元した。

「聖母病院」外壁レリーフの制作にあたって

レリーフ

聖母病院のレリーフは訪れる人々を穏やかに迎えることに重点を置きました。テーマは『生命への包容力』です。

すべての生命の源であり、またすべてを包み込む母なる宇宙を表現しました。太陽を模して上方に大きな円を配し、太陽の回りに遊ぶさまざまな形は曲線で描き生命にたとえました。生命は意味だされた喜びをリズミカルに歌い、見る人の自由な心像風景を誘い出します。

落ち着いた色調で、見つめるうちに心が解き放たれ、安らげるよう構成しました。

東京都選定歴史的建造物

東京都選定歴史的建造物

PAGE TOP