臨床倫理の方針

当院は、カトリック教会が奨める倫理規程に基づいた医療を行います

  • 患者さまの人権を尊重するとともに、患者さまと医療従事者が協力して患者さま中心の公正かつ公平な医療を提供します。
    • 患者さまの理解力や判断能力に応じて、医療内容等について十分に説明し、信頼を得るように努めます。
    • 患者さまの個人情報などプライバシーを保護し、職務上の守秘義務を遵守します。
  • 生命倫理に関する法令、ガイドライン及び当院規程の実施手順に従った医療を提供します。
    • 宗教的輸血拒否
      可能な限り無輸血治療を努力します。ただし、「輸血以外に救命手段がない」事態に至った場合には輸血を行います。輸血の同意が得られない場合は当院での診療をお引き受けできません。
    • がん告知
      インフォームド・コンセントを徹底し、原則としてがん告知を行います。
    • 終末期医療
      終末期の薬物投与、化学療法、輸血、栄養、水分補給などは、患者さま・ご家族と相談の上、医学的な妥当性と適切性を基に医療チームによって決定します。また、安楽死や自殺幇助の行為は行いません。
    • 人工妊娠中絶
      人工妊娠中絶は行いません。
    • その他に対応が必要な事例があった場合は、その都度、「倫理委員会」において審査し、最良の方針を決定します。

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